非侵襲癌治療(医療関係者)

なぜ化学療法効果は期待より薄いの?

1970年アメリカ大統領 Richard Nickson が“がんとの戦争 ”を宣言してから45年。今日、Th2液性免疫空間に属する少数癌(血液癌に中心)を除いて、強力な末梢点滴化学療法にもかかわらず、癌を完全除去することができませんでした。 これは・・・・・

  1. 大多数の癌はTh1細胞性免疫空間にあること(投与された抗癌剤は大部分Th2液性免疫空間に留まること)
  2. 投与された抗癌剤は逆に、Th2液性免疫空間に存在する免疫細胞群に免疫抑制の副作用を引き起こす・・・・・・と思われます。


 まだ手術、放射線及び化学療法の伝統がん治療法は癌の除去を優先し、患者自身免疫の補強が無視されています。これにより、低免疫(免疫中枢司令塔CD4 ヘルパーT細胞個数の減少)による多臓器転移がよく見られます。
 統計学データから、抗がん剤使用群は使用しない群に比べて、ただ3か月の延命効果しかありませんでした。このため、癌治療には、がんの除去だけではなく、患者の自己免疫補強もしなければ、ならないと我々は考えています。

治療前に癌の存在部位を把握すること↓

治療前に癌の存在部位を把握すること
治療前に癌の存在部位を把握すること

今日化学療法投与方法の問題点

 Th1細胞性免疫空間到達量の不十分 

 Th2液性免疫空間の免疫抑制


どうやって、生存率を計りますか?

どうやって、生存率を計りますか?

癌の除去効果と自己免疫力のバランスの違いは色々な治療予後をもたらす

癌の除去効果と自己免疫力のバランスの違い

統計データを見ると、自己免疫力によって、違い予後をもたらすことが分かります

統計データ

NK細胞の免疫役割について

NK細胞の免疫役割について

Th1細胞性免疫流れの増幅効果(CD8↑) ⇒癌免疫の強め

免疫中枢 ヘルパーT 細胞群個数の維持効果(CD4↑
   ⇒免疫力の高め
 ⇒化学療法副作用の緩和

体内老廃~癌化細胞の処理 ⇒癌予防効果

治療予後&闘病QoLの高め

NiCTRi 簡易式
NiCTRi 簡易式

我々はNiCTRi 簡易式で免疫細胞各群の変化を計算し、免疫状態を分析しながら、治療効果を評価していきます。

NiCTRi 簡易式

健康人及び抗癌剤の免疫抑制

56歳男性

免疫調和=自己調節仕組み

THP(CD4) feed-back 調節についての仮説

 一回のNK細胞点滴にて体内免疫の流れがTh1細胞性免疫に傾き、これはNK細胞がTh1細胞性免疫の増幅役割を示す。しかしNK細胞点滴回数を増やすにつれ、 免疫中枢であるTHP(CD4) ヘルパーT細胞個数の増加につながる事実はNK細胞も自己免疫力を高める事実を示唆した(anti-ageing効果)。この現象は我々体内免疫の自己調和系統の存在を示唆する

免疫調和=自己調節仕組み

44歳卵巣がん.(術後 ,多発転移)  免疫療法と抗がん剤治療を同時に受けました。 免疫中枢CD4ヘルパーリンパ球個数の増加によって、免疫力を高めながら癌負荷の成功に除去した. 

44歳卵巣がん.
44歳卵巣がん.

未治療乳がん 55才♀(volume measurement CT測定の9回NK 細胞療法前後の変化 )

単独NK細胞免疫療法効果を評価する斬新の腫瘍ボリュムCT測定法
  ( Lawrence H.Schwartz & B.Zhao アメリカコロンビア大学放射線科教室より)

治療前
治療前
治療後
治療後
未治療乳がん 55才♀
未治療乳がん 55才♀

* 単独9回NK細胞免疫療法後、乳癌全体のFDG摂取率(SUV max) は10.1%減少した

* 腋下リンパ節直径4.3%減少&全体ボリュムは22.3% 減少した

2種類の温熱療法 ハイパーサーミア(Hyperthermia)

  • 腫瘍温熱療法 オンコサーミア(Oncothermia)
          がん患者一般(術前~後、抗がん剤投与中)、術後再発の予防にお薦め
  • 免疫温熱療法 オンコブスター(Oncobooster)
          抗がん剤投与中の方、術後~抗がん剤投与後免疫低下の方にお薦め

 理にかなう温熱療法の歴史は古く、熱によるがんが消滅したことは、紀元前古代ギリシャ時代、医学の父であるヒポクラテスから報告されています。正常組織では加熱に対して血流を増やす冷却働きによって、組織内温度の上昇しにくいが、癌組織ではこの正常血管による冷却働きはありませんので、高熱の環境に弱いことが立証されてきました。近年の研究によって、がん死滅の温熱効果は、 41℃以上であれば得られますが、42.5℃以上で特に強くなることが知られています。

   

    腫瘍温熱療法は放射線療法&化学療法の治療効果を増強すること、まだ、胸腺免疫温熱療法は抗癌剤の副作用を和らげることが分かって行きました。当クリニックの次世代型オンコサーミア腫瘍温熱療法は、がん細胞膜に集まるブドウ糖に13.56MHzのラジオ波で、がん細胞だけ限定的に死滅させる副作用のない優しい癌治療方法であります。このがん細胞だけ限定的に死滅させることは、体内癌ワクチン効果( Cancer Vaccine insinuate  effect  ⇒ killer-T細胞増加CD8↑))を引き出すことが期待できます。最近臨床統計資料によると、がん温熱治療効果ははっきりしています。   (参考資料あり)

温熱療法による改善の臨床統計データ

アメリカ Duke大学臨床統計資料(Pyrexar Meical社資料による)

化学療法を受けた術後膀胱がん症例

化学療法を受けた術後膀胱がん症例

  • 温熱療法を受けた症例の10年無再発率=66%
  • 温熱療法を受けなかった症例の10年無再発率=22%

乳がん306症例 総合処置後の局所管理状態

乳がん306症例 総合処置後の局所管理状態
(local tumor control)
  

  • 温熱療法を受けた症例の完全奏効率=79%
  • 温熱療法を受けなかった症例の完全奏効率=39%

化学療法を受けた術後食道がん症例

化学療法を受けた術後食道がん症例

  • 温熱療法を受けた症例の3年累積生存率=50%
  • 温熱療法を受けなかった症例の3年累積生存率=24%

放射線療法を受けた卵巣がん症例

放射線療法を受けた卵巣がん症例
(各種療法の加療後も含み)

  • 温熱療法を受けた症例の12年生存率=40 %
  • 温熱療法を受けなかった症例の12年生存率=20 %

放射線療法を受けた直腸がん症例

放射線療法を受けた直腸がん症例
(各種療法の加療後も含み)

  • 温熱療法を受けた症例の5年生存率=36%
  • 温熱療法を受けなかった症例の5年生存率=7%

放射線療法を受けた術後頭頸部がん症例

放射線療法を受けた術後頭頸部がん症例

  • 温熱療法を受けた症例の5年生存率=53%
  • 温熱療法を受けなかった症例の5年生存率=0%
  • 温熱療法を受けた症例の完全寛解率=83 %
  • 温熱療法を受けなかった症例の完全寛解率=41%

腫瘍温熱療法

13.56MHzのラジオ波で加熱、選択的に癌細胞のみを照準し、細胞の内外温度差を作ることによって、癌細胞膜を破壊し、腫瘍細胞だけを死滅させる先端の腫瘍温熱療法。 

オンコサーミア

オンコサーミア
(Oncothermia)

84才 膵臓癌 女性(症例)

Before

4回自己NK細胞免疫療法&8回温熱加療後

After

腫瘍異常集積の陰性化が認められた

68才 源発性肺癌 男性(症例)

Before

10回温熱加療後

After

腫瘍異常集積の改善が認められた

腫瘍温熱療法

免疫温熱療法

 免疫力の維持 化学療法副作用の緩和

before

before

After

After

before

before

After

After

温熱前  ⇒ 8囘温熱加療後 顆粒球:単球:琳派球比の改善   顆粒球↓、リンパ球↑=自律神経改善効果 

温熱前  ⇒ 8囘温熱加療後 CD4免疫中枢個数増加  * 免疫中枢リンパ球個数増加効果=免疫力増強効果 

統合癌治療法
免疫応答の略参考図

International Affiliated Agency (海外関連機構)

China(中国)

中国(China)中山大学腫瘤医院生物治療中心(Cancer center, Sun Yat-sen University )
中国広州省広州市東風東路651号 郵編510060 (add. 651 Dong Feng Road East, Guangzhou 510060, P.R. china)
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Taiwan(台湾)

Dr. Ryu (台北陽明医院脳神経外科主任劉金亮医師)
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