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甲状腺の病気に伴う病名・専門用語の説明
記号説明:
TRAb:甲状腺にある甲状腺刺激ホルモンレセプターに対する抗体の意味。
TPOAb:甲状腺濾胞上皮細胞にある甲状腺ペルオキシダーゼに対する抗体の意味。
TgAb:甲状腺濾胞内にあるコロイド中のサイログロブリンに対する抗体の意味。
TSH:甲状腺刺激ホルモンの意味。甲状腺に作用し甲状腺ホルモンの分泌を調節している。
F−T3:血中の遊離型甲状腺ホルモンの濃度数値の意味。(トリヨードサイロニン)
F−T4:血中の遊離型甲状腺ホルモンの濃度数値の意味。(サイロキシン)
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甲状腺機能亢進症の代表的な病気。
バセドウ病は、人間の活動性を維持するホルモン(甲状腺ホルモン)が過剰に作られる病気です。この病気は甲状腺の自己免疫疾患のひとつで、その発症頻度は女性患者が男性患者の約5倍多いと言う特徴があります。
過剰に作られたホルモンのために新陳代謝が活発になり、手が振るえる、脈拍が速い、暑がりで汗が多い、最近疲れやすくなったなどの症状が現れます。また、精神的に落ち着きが無くなったり、いらいら感や不眠になる方もおられます。眼が出てくるといった症状(眼球突出、バセドウ眼症)がみられることがあるのも、この病気の特徴です。
この病気は、甲状腺にあるTSHレセプターに対する自己抗体(TSHレセプター抗体、TRAb)が作られ、このTRAb が甲状腺のTSHレセプターに取り付くと、常に甲状腺を刺激するようになり、甲状腺ホルモンを過剰に作り続けるようになると考えられています。
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一過性の甲状腺ホルモン過多状態です。痛みを伴いません。
主に慢性甲状腺炎(橋本病)の経過中に自己免疫反応の増悪により生じると考えられています。その結果、甲状腺濾胞細胞が破壊され、細胞内にあった甲状腺ホルモンが大量に血中に流れこむために、一過性の甲状腺ホルモン過多状態となります。ちょうど水風船を針で割った時のイメージです。治療は原則として経過観察(医師による定期的診察)ですが、場合によっては一時的に薬による治療を必要とする時があります。
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甲状腺機能低下症の代表的な病気。
この病気は、バセドウ病と反対に、甲状腺のホルモン量が不足しすることにより、新陳代謝が低下する特徴があります。橋本病はその名の通り、日本人である橋本策先生が発見し、1912年にドイツの医学雑誌に報告されたのがはじまりです。
脈が遅い、寒がり、顔が腫れぼったい、最近力が出ないなどの症状がみられます。進行すると心不全を起こす危険性があります。また、無気力、最近忘れっぽい、集中力がないといった精神的症状がみられることがあります。
橋本病も甲状腺に対する自己免疫疾患の1つで、甲状腺に対する自己抗体(抗サイログロブリン抗体、抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体)が作られます。この抗体が甲状腺を破壊していくために生じると考えられています。
治療は甲状腺機能低下症がある場合には、不足している量の甲状腺ホルモンを薬として服用します。
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何らかの原因(ウイルス感染が原因ではないかと考えられています)により、甲状腺濾胞の破壊が比較的急速に進行し、濾胞から甲状腺ホルモンが漏出します。漏出したホルモンによりバセドウ病に似た症状(頻脈、発汗等)が出現します。前頸部痛、圧痛、発熱といった特徴的な症状もみられます。このような症状がみられたら、すぐに受診をおすすめします。
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甲状腺の腫瘍。良性と悪性があります。
甲状腺腫瘍には、以下のように分類されます。
・甲状腺良性腫瘍(乳頭腫、濾胞腺腫、腺腫様甲状腺腫)
・甲状腺悪性腫瘍(乳頭癌、濾胞癌、髄様癌、未分化癌、悪性リンパ腫)
腫瘍は、良性か悪性かきちんと鑑別する事が絶対必要です。
超音波、シンチグラフィー、MRIなどの画像検査や腫瘍の組織検査である穿刺吸引細胞診を行ない、診断します。治療法は診断やその病期などにより異なります。医師による説明を受けてください。
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甲状腺が腫大した状態です。以下のように分類されます。
単純性甲状腺腫、腺腫様甲状腺腫、機能性甲状腺腫(プランマー病)
その中で機能性甲状腺腫(プランマー病)は自律的に甲状腺ホルモンを分泌します。
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甲状腺ホルモンを抑える薬です。バセドウ病に用います。
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甲状腺ホルモンを抑える薬です。バセドウ病に用います。
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甲状腺ホルモンの原料であるヨードを放射性物質にしたものを内服する療法。
放射線によって甲状腺を壊してホルモン分泌を抑えます。
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肥大した甲状腺腫を切除(手術)する方法。
甲状腺ホルモンを放出過ぎた肥大の甲状腺腫を切除することで、刺激があってもホルモンの分泌量を抑えられるという考えに基づいた治療法です。
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甲状腺ホルモン製剤です。甲状腺機能低下時に用います。
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| 内科・内分泌代謝内科(甲状腺、糖尿病、高脂血症)・神経内科(頭痛、不眠症) |
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蔵前内科クリニック
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